なんでこんなに甘いの?石垣島パインの甘さの秘密とは!?

石垣島ってパインが有名だよね!

でも他のパインとは何が違うんだろう・・・?

石垣島のパインは、他のパインと比べて柔らかく、甘みが強いと言われています。

実際に食べたことがある方は、その違いを感じたと思います。

僕は、初めて食べたときに一瞬で石垣島のパインの虜になりました。

そこから実際にパイン農家さんへ生産、収穫の勉強をさせてもらい、

今では、石垣島のパインの良さを全国にもっと広めたくて、販売も行っています。

この記事では、なぜそんなに甘いのか?石垣島のパインの秘密をご紹介します。


私「田渕寛大」は石垣島歴10年以上のダイビングインストラクターです。夫婦で「石垣リゾートKANS」を運営しています。
ダイビング以外にも沖縄や石垣島の情報を発信しています

田渕 寛大

> 奈良県から海を求めて石垣島に移住
> 石垣島歴12年PADIインストラクター
> 年間300日以上石垣島の海をご案内しています
> 石垣産果物を販売「石垣島プレミアムフルーツMegu」運営

目次

パインってどうやって甘くなるの??

高温多湿の気候が必要

パインは、亜熱帯の気候に適している果物で、栽培には暑さと湿気が必要です。

高温多湿の気候は、パインの成長に必要な水分と栄養素を供給し、果実の糖度を高める働きがあります。

その為、石垣島のような高温多湿の地域ではパインはより甘く、美しく育ちます。

逆に気候条件が整った地域でなければ生産が困難だったり、品質が低下することも・・・

ながーい日照時間

石垣島は、南西諸島に位置し、年間を通じて温暖な気候が特徴です。

特に夏は、気温が高く日照時間が長いため、パインの育成に適した環境が整っています。

日照時間が長いことによって、パインは光合成を活発に行い、根から吸い上げた水分と栄養分を元に、甘く成長していきます。

石垣島のパインは、太陽の光をたっぷり浴びて育つので、とても甘くなります。

適度な水分が必要

先ほども書きましたが、石垣島はとても気温が高く日照時間の長い島です。

日照時間が長いということは、逆に水不足にもなりやすいというデメリットもあります。

パインは水分不足に強い植物なので、毎日の水やりは必要ありませんが、タイミングをみて適度な水やりをすることが大事になってきます。

特に石垣島は夏に降雨量が少なくなるため、石垣島の農家さんは常にパインの状態をチェックしています。

土壌の状態で甘さが変わる

石垣島のパインが美味しく甘い理由の一つに、土壌の特性があります。

石垣島の土壌には、パインにとって必要なミネラルが豊富に含まれています。

特に、カルシウムやマグネシウムが豊富に含まれており、これらのミネラルがパインの甘さに関係しているとされています。

さらに、石垣島の土壌は、水はけがよく、排水性に優れているため、水分の蓄積や根腐れを防ぐことができます。

そのため、パインの根が健康的に育ち、根から吸い上げた水分や栄養分が果実の甘さにつながっているのです。





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パイン農家さんのおかげで甘くなる

整った環境で育つ石垣島のパインですが、それだけでは無く、もちろんパイン農家さんの努力があってこそ、甘く美しく育ちます。

特に、甘くするのはとても大変で、繊細で時間のかかる作業が必要になります。

整った環境+農家さんの努力で、初めて石垣パインが出来上がるのです。

では実際にパインを甘くするために農家さんはどんなことをしているのか?

大きく分けて3つのパートでご紹介していきます。

収穫のタイミングを見極める

パインの収穫タイミングは、糖度や香りを最大限に引き出すのにとても重要です。

石垣島のパインの場合、収穫時期は春から夏にかけてが一般的です。

収穫の目安は、パインの色や形、香り、などで見分けることが出来ます。

熟す前のパインは青っぽく見えますが、熟すと黄色やオレンジ色に変色し、果皮がやわらかくなります。

また、糖度が高くなるにつれて、パインの香りもよくなります。

糖度が低いまま収穫してしまうと、パインの甘さが不十分になります。

逆に、ピークを過ぎてしまうと、パインの風味が落ちてしまうこともあります。

パイン農家さんは、培った知識と経験をもとに、最適な収穫タイミングで収穫しています。

摘果や摘芯をする

摘果(てきか)や摘芯(てきしん)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

摘果、摘芯はパインの品質を向上させるためのとても重要な作業です。

字を見て気付いた方もいるかもしれませんが、無駄な果実や芯を摘出することです。

この作業をすることで栄養を分散させずに、1つのパインに集めることが出来るのです。

その結果、栄養たっぷりの甘いパインに育つとされています。

積極的に品種改良をしている

石垣島のパイン農家さんはより甘いパインを生むため、よく品種改良に取り組んでいます。石垣島で生まれて全国に広まったパインも実は多くあるんです。

サンドルチェティダパインなどのパインも石垣島で出来たと言われています。

そしてその品質の良さから海外からも、農家さんが勉強に来ています。

どんどん新しい甘い品種を作れるのも、石垣島のパイン農家さんの凄さの一つです。

まとめ:甘さの秘密はこれだった

石垣島のパインは、恵まれた環境とパイン農家さんの日々の努力で生産されています。

ただ育てているだけでは、そこまで甘くならないんです。

他のパインに比べて石垣島のパインがここまで甘くなるのにも理由があったんですねぇ。

石垣島のパインはその美味しさから世界にも輸出されて、多くの人々に愛されています。

日本国内だけではなく、世界中で人気の石垣島のパインをぜひ一度食べてみてください。





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この記事を書いた人

暇さえあれば1人でも海に遊びに行っちゃいます!
何よりも楽しいことが第一優先な性格で「遊ぶのは後にして」とよく怒られます(/ω\)

観葉植物を育てるのが大好きで、毎日水やりをしながらニヤニヤしてるので、奥さんにちょっと引かれているのが最近の悩みです(-ω-)/

☆PADIインストラクター、小型船舶免許1級、潜水士

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