石垣島からフェリーで約30分の場所に位置する黒島は、ゆったりとした時間が流れる静かな離島です。
牛の数が人口よりも多いことで有名なこの島は、自然と動物たちに囲まれたのどかな風景が広がっています。
観光地化された場所とは異なり、心を癒すシンプルで素朴な魅力が詰まった黒島。
そんな黒島での遊び方や見どころをたっぷりご紹介します。
私「田渕寛大」は石垣島歴10年以上のダイビングインストラクターです。夫婦で「石垣リゾートKANS」を運営しています。
ダイビング以外にも沖縄や石垣島の情報を発信しています。
田渕 寛大
> 奈良県から海を求めて石垣島に移住
> 石垣島歴12年PADIインストラクター
> 年間300日以上石垣島の海をご案内しています
> 石垣産果物を販売「石垣島プレミアムフルーツMegu」運営
黒島ってどんなところ?
石垣島の南に位置し、八重山諸島に属する小さな島です。
人口は約200人ほどで、牛の数が島の人々よりも多いことから「牛の島」とも呼ばれています。
島内には広大な牧草地が広がり、のんびりと草を食む牛たちが島のシンボルともいえる風景を作り出しています。
上から見るとハートの形をしてるよ!
黒島の魅力は、そののどかな雰囲気と自然。
旅行者で溢れることもなく、都会の喧騒から離れて心からリラックスできる場所です。
また、島全体が平坦な地形のため、サイクリングや散策がしやすく、ゆっくりと島内を巡るのにぴったりです。
黒島へのアクセス方法
黒島へは、石垣島からフェリーを利用して訪れることができます。
石垣港離島ターミナルから黒島行きのフェリーが定期的に運航しており、所要時間は約30分です。
1日に数便が運航しているので、観光のスケジュールに合わせて気軽に訪れることができます。
フェリーは天候によって運行が左右されることもあるため、事前に運行状況を確認しておくと安心です。
また、黒島にはコンビニやスーパーがないため、飲み物や軽食は石垣島で購入しておくことをおすすめします。
黒島での遊び方
黒島の魅力は、その自然と牛たち、そしてのんびりとした島時間にあります。
観光名所が多いわけではありませんが、島内をゆっくり巡りながら、美しい風景や牛たちとの触れ合いを楽しむことができます。
以下に黒島で楽しめる遊び方をご紹介します。
サイクリングで島を一周
黒島での観光といえば、やはりサイクリングが一番のおすすめです。
島全体が平坦なため、自転車での移動がとても快適。
フェリーターミナルの近くにはレンタサイクルショップがあり、自転車を借りて島内を自由に巡ることができます。
サイクリングコースは、島内をぐるりと一周するルートが人気です。
所要時間は2〜3時間ほどで、牧草地を通り抜けながら牛たちを眺めたり、途中でビーチに立ち寄ってのんびりと海を楽しんだりと、自由気ままに観光できます。
海沿いの道では、エメラルドグリーンに輝く海と、白砂のビーチが広がり、写真スポットも多くあります。
牧場地帯では、放牧されている牛たちがのんびりと過ごしており、日常の喧騒を忘れて癒される瞬間です。
美しいビーチでリラックス
黒島には、美しいビーチが点在しており、透明度の高い海でのんびりと過ごすことができます。
特におすすめなのが仲本海岸。
遠浅のビーチで、海水浴はもちろん、シュノーケリングも楽しめます。
干潮時には海が引いてできた潮だまりで、カラフルな熱帯魚や小さな生き物を観察することも可能です。
また、黒島のビーチは旅行者が少ないため、プライベートビーチのように静かに過ごせるのも魅力のひとつ。
日差しの強い日には、日焼け対策をしながらゆったりとした時間を楽しんでみてください。
ビーチで波の音を聞きながらリラックスする時間は、心身ともにリフレッシュできるでしょう。
黒島研究所で海洋生物を学ぶ
黒島研究所という海洋生物に関する研究施設があり、訪れる旅行者に人気のスポットです。
ここでは、島周辺の海で暮らすウミガメやサメ、熱帯魚などについて学ぶことができます。
ウミガメの保護活動を行っており、時期によってはウミガメの赤ちゃんを見学することも可能です。
研究所内には、水槽に入った海洋生物や、展示された標本などがあり、子供から大人まで楽しめます。
特に、海洋生物に興味がある方や、お子さま連れの旅行者にはおすすめのスポットです。
牛たちとの触れ合い
黒島の象徴ともいえるのが、のんびりと草を食べている牛たちです。
島内には多くの牧草地があり、放牧された牛たちが自由に歩き回っています。
牛たちを間近で見ることができるため、写真を撮ったり、牛の鳴き声に耳を傾けたりと、のどかな時間を過ごせるでしょう。
黒毛和牛の繁殖が盛んな島でもあり、全国に出荷される牛が飼育されています。
牛の島らしい風景を楽しむのも黒島ならではの魅力です。
黒島での注意点
黒島は自然豊かでリラックスできる場所ですが、観光する際にはいくつかの注意点もあります。
快適に過ごすために、ポイントを押さえておきましょう。
日差しと暑さ対策
黒島は、沖縄の他の離島と同様、夏は非常に暑く、日差しが強いです。
サイクリングやビーチでの時間を楽しむ際は、日焼け止めや帽子、サングラスなどを準備して、十分な暑さ対策を行いましょう。
また、こまめに水分補給を心がけることが大切です。
持ち物を忘れずに準備
黒島にはコンビニや大きな商店がないため、食べ物や飲み物は事前に石垣島で購入しておく必要があります。
特に、夏場は冷たい飲み物を持っておくと、サイクリングやビーチでの時間を快適に過ごせます。
また、黒島は自然が豊かなため、虫よけスプレーもあると便利です。
時間に余裕を持ったスケジュール
黒島はのんびりとした時間が流れる島ですが、フェリーの運航時間には注意が必要です。
特に帰りのフェリーは本数が限られているため、早めにターミナルに戻るようにスケジュールを調整しましょう。
フェリーが欠航する場合もあるため、天候のチェックも欠かさず行ってください。
まとめ
石垣島から気軽に訪れることができる癒しの離島です。
牛たちとの触れ合いや、美しいビーチでのリラックスタイム、サイクリングでの島巡りなど、のんびりとした時間を過ごすことができ、都会の喧騒から離れてリフレッシュできる場所です。
ぜひ、石垣島を訪れた際には黒島へ足をのばしてみてください。
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