石垣島の激レア生物とその探し方
石垣島の自然はまさに秘境の宝庫。
この島では、絶滅危惧種から天然記念物に指定された希少生物まで、数々の激レア生物に出会うことができます。
ヤンバルクイナは聞いたことあるな
マンタも有名だよね!
今回は、そんな激レア生物と、野生動物が生きる島の文化を感じながら、見つけ出す探し方のコツをご紹介します。
石垣島の深い魅力に迫り、貴重な生態も解説していきます。この記事をお見逃しなく。
この記事を書いた人🌟(石垣島歴10年以上現役ダイビングインストラクター)
私「田渕寛大」は石垣島歴10年以上のダイビングインストラクターです。夫婦で「石垣リゾートKANS」を運営しています。
ダイビング以外にも沖縄や石垣島の情報を発信しています。
田渕 寛大
> 奈良県から海を求めて石垣島に移住
> 石垣島歴12年PADIインストラクター
> 年間300日以上石垣島の海をご案内しています
> 石垣産果物を販売「石垣島プレミアムフルーツMegu」運営
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石垣島で探すべき激レア生物の魅力
石垣島は、その豊かな自然環境から様々な種の生物が生息している、まさに生き物の宝庫です。
中でも激レア生物と称される種たちは、多くの自然愛好家や研究者の心を捉えてやみません。
島には絶滅の危機に瀕している種や、ほかの地域では見ることができない固有種もいます。
絶滅危惧種が見せる圧倒的な生態
石垣島に足を運ぶと、絶滅危惧種を含む様々な生物と出会うことができます。
彼らの持つ独自の生態を間近で見ることは、なにものにも代え難い体験となるでしょう。
例えば、イリオモテヤマネコのような希少動物は、夜行性でありながらも独特の生息域と行動パターンをもちます。
専門のガイドのもとでならば、運が良ければその姿を観察できるかもしれません。
絶滅危惧種が見せる生態やふるまいは、私たちに環境への配慮と保護の重要性を再認識させてくれるのです。
天然記念物に指定された種の重要性
多くの激レア生物が生息する石垣島では、天然記念物に指定されている種も少なからずいます。
これらの生き物は、地域固有の自然の特色を象徴する存在とされ、生物学的にもとても珍しいとされています。
天然記念物に指定された種の保護は、その地域の生態系だけでなく、地域文化の継承にも深く関わってきます。
出会えた際には、その存在の尊さと保護の必要性をより深く意識することになるでしょう。
野生動物と共存する島の文化
石垣島の魅力は、その豊かな自然だけではありません。
島の人たちは長い年月をかけて、野生動物と共存するための文化を築き上げてきました。
石垣島で暮らす人々にとって、珍しい生物を守りながら共に生きることは日常の一部になっています。
そして野生動物に寄り添った暮らし方が地域の伝統として受け継がれているのです。
野鳥観察マニア必見 石垣島の野鳥ホットスポット
日本の南国、石垣島は野鳥愛好家たちにとってワクワクする冒険の場です。
石垣島の豊かな自然は、数多くの珍しい野鳥たちの生息地となっていて、絶滅危惧種も観察できます。
季節の移り変わりと共に異なる種が見られるため、一年を通じてその魅力を満喫することができるのです。
石垣島で観察できるレアな野鳥
カンムリワシ(天然記念物、絶滅危惧種)
レア度 ★★★☆☆
具志堅用高さんの愛称としても知られているのが、「カンムリワシ」です。
石垣島を代表する野鳥の一種で、天然記念物、絶滅危惧種にも指定されています。
通年を等して観察できますが、5~8月は繁殖期で少し見つけにくくなります。
石垣島では川平周辺などの牧草地が観察ポイントとしておススメです!
アカショウビン(天然記念物、絶滅危惧種)
レア度 ★★★★☆
3月末頃から石垣島に渡来する渡り鳥の「アカショウビン」です。
4~7月にかけて繁殖や子育てをするので観察、撮影がしやすくなります。
8月に入ると観察が難しくなるので、時期をねらって探してみてください。
「キュロロロ」と特徴的な鳴き声をしているので、声が聞こえたら近くにいるかも!
宮良エリアの水辺やマングローブの木などでよく観察されることが多いです。
アオバズク(天然記念物、準絶滅危惧種)
レア度 ★★★★☆
石垣島には「アオバズク」というフクロウも生息しています。
通年を通して観察できますが、警戒心が強い子が多いので近づくのは少し難しいかも・・
夜間に昆虫などを狙っていることが多いので、観察には時間も大切です。
石垣島では市街地エリアから離れて山や田んぼの近くで出会えることがあります。
絶滅危惧種の鳥を探す観察ポイント
石垣島の緑豊かな自然の中には、絶滅の恐れがあるような希少な野鳥たちが生息しています。
その中には石垣島特有の種も含まれています。
地元のナビゲーターから得られる情報が重要で、季節によって異なる種が観察できます。
また朝早くの時間帯や夕暮れ時は鳥たちが最も活動的な時間であり、絶好のチャンスです。
推奨される野鳥観察ガイドライン
石垣島での野鳥観察活動中には、生態への影響を最小限に抑えるためのガイドラインが存在します。
- 静かに観察し、鳥たちの生活圏内にできるだけ立ち入らない
- 突然の動きを避ける。
- 大きな声を出さない
などの基本的なマナーはもちろん、撮影時にはフラッシュを使わないなどの写真撮影のルールも守られています。
これらのルールを守ることによって、島の自然環境を守りながら野鳥との共存を図ることができるのです。
石垣島の海は新しい発見がいっぱい!
世界中に名を轟かせる石垣島の海は、透明度が高く、美しさに加えて珍しい生き物の宝庫として知られています。
ダイビングをするなら、より特別な体験ができる発見に期待大です。
(海の生物に会いに行くには、マリンショップのツアーへのご参加が必要となる場合が多いです)
安全に楽しむためにもツアーに参加しましょう!
ここからは海での生物について紹介します。
石垣島のダイビングポイント
石垣島周辺には数にすると100以上のダイビングポイントが存在しています。
たとえば有名な「マンタスクランブル」や「マンタシティ」は、迫力満点のマンタが見れるポイントです。
そのほかにも、サンゴが豊かで、クマノミなどもたくさんいる「名蔵湾エリア」
色とりどりの熱帯魚や珍しい種類のハゼが生息している「大崎エリア」
などなどスポットごとに出会える生物が異なるのが特長です。
ダイビング中に出会えるレアな生物
石垣島のダイビングでは、ただの美しい景色や色鮮やかな魚たちと出会うだけではありません。
時には、天然記念物にも匹敵するような希少性の高い生き物たちと出会うこともあります。
日本ではもちろん世界的にも見ることが難しいものであり、ダイバーにとっては一生の思い出になるでしょう。
マンタ
レア度 ★★★☆☆
石垣島といえばマンタ!!と言われるぐらい石垣島はマンタの遭遇ポイントとしては有名です。
通年を通して遭遇出来ますが、時期によってポイントが変わるのでシーズンにあったポイントへ行くことが大切です。
近くを優雅に泳いでくれるマンタは迫力満点!
マンタポイントは市街地エリアから少し時間がかかるので、酔い止め薬を服用してからのツアー参加がおススメです!
ナカモトイロワケハゼ
レア度★★★★☆
ナカモトイロワケハゼは日本でも見れる場所は沖縄県のみです!
その中でも、石垣島は安定して観察できる場所の1つです。
大きさは成魚でも2センチ程で、小さいハゼの仲間です。
石垣島のナカモトさんが発見したことで、名前に「ナカモト」が付きました!
ただ、石垣島では水深が深い場所に生息しているので観察するにはダイビングライセンスが必要です。
コブシメ
レア度★★★★☆
ぱっと見何か分かりにくいかもしれませんが、世界最大種の甲イカが「コブシメ」です!
石垣島では3月~6月頃まで浅瀬の海で産卵の様子をみることができます。
普段は水深30m以深に生活しているので、産卵時期以外ではなかなかお目にかかれません。
産卵するのは浅瀬のポイントなので、シュノーケルツアーでも観察可能です!
ダイビングツアーでの撮影の心得
石垣島で遭遇できる激レア海洋生物は、写真に収めることでその記憶を永遠に残すことができます。
しかし、自然環境に最小限の影響を与えつつ生物を撮影するには特に配慮が求められます。
撮影時に生物や珊瑚に直接触れないなど、環境保護のルールを守ることが重要です。
また、潜水中の動き一つで生物が驚き去ってしまわないよう、静かで穏やかな動作を心がける必要があります。
ストレスを与えないように注意しましょう!
石垣島の気候とベストシーズン
石垣島は亜熱帯気候に位置しており、年間を通して温暖な天候に恵まれています。
おススメする最適な時期は、冬から春にかけてです。
この間、気温は過ごしやすく、激レア生物を探す冒険には最適な環境が整います。
特に、石垣島の綺麗な海を楽しみたいダイバーやスノーケラーにとっては、この時期が一番です。
また、野鳥や特有の生物を観察するにも、このシーズンは遭遇率が高まります。
まとめ
激レア生物との遭遇を夢見て石垣島を訪れる人々のために、観察のテクニックと適切な装備がとても重要です。
まず、生物に配慮した動きをすることが基本です。
騒がしい行動は野生動物を遠ざけてしまいますから、静かに、そしてゆっくり移動することが大切です。
また、早朝や夕方の活動が活発な時間帯に合わせて観察を行いましょう。
自然との対話を大切にしながら、石垣島の素晴らしい生態系を楽しんでください。
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