石垣島の危険生物!ハブについて徹底解説!安全に旅行を楽しむために

石垣島といえば、青く美しい海や豊かな自然が魅力ですが、その自然の中に潜む危険な生物として「ハブ」が知られています。

ハブは沖縄県の離島を中心に生息している毒蛇で、石垣島にも生息しています。

ハブに対する正しい知識を持つことで、石垣島の自然をより安全に楽しめると思います。

この記事では、ハブの特徴や生息地、万が一の対処法、そして観光中に注意すべきポイントについて詳しく解説します。

この記事を書いた人🌟(石垣島歴10年以上現役ダイビングインストラクター

私「田渕寛大」は石垣島歴10年以上のダイビングインストラクターです。夫婦で「石垣リゾートKANS」を運営しています。
ダイビング以外にも沖縄や石垣島の情報を発信しています

田渕 寛大

> 奈良県から海を求めて石垣島に移住
> 石垣島歴12年PADIインストラクター
> 年間300日以上石垣島の海をご案内しています
> 石垣産果物を販売「石垣島プレミアムフルーツMegu」運営



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目次

1. ハブとは?その生態と特徴

ハブの種類と基本的な特徴

ハブ」とひとくちに言っても、実は複数の種類があります。

ハブは、毒蛇で、八重山諸島で見られるのは主にサキシマハブという種類です。

体長は1~1.5メートルに達し、薄茶色に黒い斑点模様が特徴です。

性格は攻撃的というわけではなく、普段は人間を避けて行動しますが、驚かされたり、脅かされたと感じると、攻撃を仕掛けることがあります。

もし見つけても、絶対に触らないでね

ハブの毒性

ハブは非常に強力な神経毒血液毒を持っており、噛まれた場合、速やかに適切な治療が必要です。

ハブに噛まれると、激しい痛みや腫れ、発熱、吐き気などの症状が現れ、重症の場合には死亡することもあります。

しかし、医療技術の進歩により、現在では早期に治療を受けることで命に関わるケースは少なくなっています。

石垣島には、ハブに噛まれた際の治療ができる病院や診療所があるので、迅速な対応が可能です。

ハブの生息地

石垣島のハブは、主に森林や湿地、農地などの自然豊かなエリアに生息しています。

特に人間の生活圏に近い場所にも現れることがあり、夜間に民家の近くで目撃されることもあります。

ハブは基本的に夜行性のため、夕方から夜にかけての活動が活発です。

したがって、夜間にアクティビティを楽しむ場合や、森林を歩く際には十分な注意が必要です。

雨の後によく見かける気がします

石垣島でハブに遭遇しないための注意点

石垣島を観光する際、自然豊かな場所でハブに遭遇するリスクはありますが、いくつかの注意点を守れば、リスクを最小限に抑えることができます。

夜間の外出時の注意

ハブは夜行性のため、夕方から夜にかけての時間帯に外を歩く際には、特に注意が必要です。

街灯が少ない場所や、草むらの近くではハブが潜んでいる可能性があります。

夜間に歩く際は、必ず懐中電灯を持ち、足元を確認しながら歩くようにしましょう。




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自然の中での活動時

石垣島の観光では、ジャングルや山道、農地など自然豊かな場所を訪れる機会が多くなります。

こうした場所にはハブが生息していることが多いため、以下のような対策が推奨されます。

長袖・長ズボン、ハイカットの靴を着用することで、万が一ハブに遭遇しても皮膚を守ることができます。

草むらに足を踏み入れないようにし、道から外れた場所に入ることは避けましょう。

音を立てて歩くことで、ハブに自分の存在を知らせ、逃げる時間を与えることができます。ハブは基本的に人間を恐れて逃げる傾向があるため、驚かせないようにしましょう。

宿泊施設やキャンプ場での注意

自然に囲まれた宿泊施設やキャンプ場では、ハブが敷地内に現れることもあります。

夜間は外に出る際に懐中電灯を使用し、靴の中にハブが潜んでいないか確認する習慣をつけると良いでしょう。

特に石垣島の郊外や農村部に滞在する際には、こうした小さな習慣が安全につながります。

万が一ハブに噛まれた場合の対処法

ハブに噛まれることは稀ですが、万が一噛まれた場合は速やかな対応が命を守るために重要です。

噛まれた場合の基本的な対処法を知っておくことで、冷静に対応できます。

すぐに病院へ

ハブに噛まれたら、最優先で病院へ行くことが重要です。

石垣島には、ハブに噛まれた際の抗毒素血清を備えている医療機関が複数あります。

噛まれた部分が痛んでも、自己処置にこだわらず、救急車を呼ぶか、すぐに近くの病院に向かいましょう。

応急処置としてできること

病院に向かうまでの間、次の応急処置を行うことで、毒の拡散を防ぐことができます。

動きを最小限に:毒が体内に広がらないよう、噛まれた部位を心臓より低くし、安静に保ちます。

締め付けない:古い対処法として、患部を縛って毒の拡散を防ぐという方法がありましたが、現在ではこれは推奨されていません。締め付けると血液の流れが悪くなり、かえって症状を悪化させることがあります。

患部を洗わない:ハブの毒を洗い流そうとする行為は、かえって毒を広げることになるため避けてください。

医療機関での治療

ハブに噛まれた場合、病院では抗ハブ血清を使用して治療を行います。

血清の効果は早期治療に依存するため、できるだけ早く医療機関での処置を受けることが大切です。

ハブの文化的背景と現代の対策

ハブに関する沖縄の文化

沖縄地方では、ハブは伝統的な存在として知られており、その毒を利用した「ハブ酒」が作られています。

ハブ酒は、ハブをアルコールに漬け込んだお酒で、昔から健康効果があるとされてきました。

現在でも、石垣島の土産店でハブ酒を購入することができますが、これはハブが身近な存在であることを物語っています。

現代のハブ対策

石垣島では、ハブの出没を防ぐためのさまざまな取り組みが行われています。

ハブ捕獲装置の設置や、ハブに関する警告表示が観光地に設けられているため、旅行者も安心して島を楽しむことができます。

また、地元の人々はハブの生息場所に関する知識が豊富であるため、疑問があれば現地の人に聞くと良いでしょう。

まとめ

石垣島の美しい自然を楽しむためには、ハブという危険生物に対する正しい知識と対策が欠かせません。

夜間の注意や適切な服装、遭遇時の対処法を理解していれば、石垣島の自然を安全に楽しむことができます。




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この記事を書いた人

暇さえあれば1人でも海に遊びに行っちゃいます!
何よりも楽しいことが第一優先な性格で「遊ぶのは後にして」とよく怒られます(/ω\)

観葉植物を育てるのが大好きで、毎日水やりをしながらニヤニヤしてるので、奥さんにちょっと引かれているのが最近の悩みです(-ω-)/

☆PADIインストラクター、小型船舶免許1級、潜水士

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